「e-Taxを使ってみたいけど、何から始めればいいかわからない」「パソコンが苦手だけど自分にもできる?」という初心者の方に向けて、e-Taxの基本的な使い方をゼロからわかりやすく解説します。
e-Tax(イータックス)は、インターネットを通じて税金の申告や納付ができるシステムです。確定申告だけでなく、各種届出や納税証明書の交付請求なども行えます。最初は戸惑うかもしれませんが、一つひとつの手順はそれほど難しくありません。
この記事を読めば、e-Taxの登録から実際の申告送信まで、一連の流れを理解できるようになります。

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e-Taxでできること一覧
まず、e-Taxでどんなことができるのかを確認しておきましょう。
- 確定申告書の作成・送信(所得税、消費税など)
- 各種届出書の提出(開業届、青色申告承認申請書など)
- 納税(ダイレクト納付、インターネットバンキング等)
- 納税証明書の交付請求
- 申告状況の確認(メッセージボックスの閲覧)
個人の確定申告に利用する方がほとんどですが、実は開業届や各種届出も自宅からオンラインで提出できるのは大きなメリットです。
e-Taxを使う前に準備するもの
e-Taxを利用するために、事前に準備しておくものがあります。
必須のもの
- マイナンバーカード(マイナンバーカード方式の場合)
- パソコンまたはスマートフォン
- インターネット環境
あると便利なもの
- ICカードリーダー(スマートフォンで代用可能)
- 源泉徴収票や各種控除証明書(手元に用意しておく)
- 前年の確定申告書の控え(ある場合)
マイナンバーカードの暗証番号を確認しておこう
e-Taxで使う暗証番号は2種類あります。
- 利用者証明用電子証明書のパスワード(数字4桁):ログイン時に使用
- 署名用電子証明書のパスワード(英数字6〜16文字):申告書送信時に使用
どちらもマイナンバーカードを受け取った時に自分で設定したものです。忘れてしまった場合は、市区町村の窓口で再設定が必要です。
暗証番号を連続で間違えるとロックがかかります。利用者証明用パスワードは3回、署名用パスワードは5回間違えるとロックされます。確定申告の直前にロックされると大変なので、事前に確認しておきましょう。

e-Taxの使い方:パソコンで申告する場合
パソコンでe-Taxを使う場合、「確定申告書等作成コーナー」を利用するのが最も簡単です。専用ソフトのインストールは基本的に不要で、ブラウザ上で操作できます。
ステップ1:マイナポータルアプリをインストール
マイナンバーカード方式を使う場合、「マイナポータルアプリ」(ブラウザ拡張機能)のインストールが必要です。確定申告書等作成コーナーにアクセスすると、インストールを促す画面が表示されるので、画面の指示に従ってインストールしてください。
ステップ2:確定申告書等作成コーナーにアクセス
国税庁のサイトから「確定申告書等作成コーナー」にアクセスし、「作成開始」をクリックします。
ステップ3:提出方法を選択
「e-Taxで提出 マイナンバーカード方式」を選択します。
ステップ4:マイナンバーカードを読み取ってログイン
ICカードリーダーにマイナンバーカードをセットするか、スマートフォンでカードを読み取ります。利用者証明用電子証明書のパスワード(4桁の数字)を入力してログインします。
初回の場合は、氏名や住所などの登録画面が表示されますので、必要事項を入力します。
ステップ5:申告内容を入力
申告書の種類(所得税等)を選択し、画面の指示に従って収入や控除の情報を入力していきます。画面は質問形式になっているので、該当する項目にチェックを入れていくだけで必要な入力欄が表示されます。
ステップ6:内容確認・送信
入力が終わったら、申告内容と税額を確認します。問題なければ、署名用電子証明書のパスワード(英数字6〜16文字)を入力して送信します。
ステップ7:送信完了の確認
送信が完了すると受付番号が表示されます。申告書の控えをPDFでダウンロードしておきましょう。

e-Taxの使い方:スマートフォンで申告する場合
スマートフォンからもe-Taxで確定申告ができます。パソコンがない方や、手軽に済ませたい方におすすめです。
スマホでの操作手順
- スマートフォンのブラウザで「確定申告書等作成コーナー」にアクセス
- 「作成開始」をタップ
- 「e-Taxで提出 マイナンバーカード方式」を選択
- マイナポータルアプリが起動するので、マイナンバーカードを読み取る
- 画面の指示に従って収入・控除を入力
- 内容確認後、電子署名して送信
スマートフォンの場合は、カメラで源泉徴収票を読み取って自動入力する機能も利用できます。手入力の手間が省けるので、ぜひ活用してみてください。
スマホで申告する場合は、給与所得や年金所得など、比較的シンプルな申告に向いています。事業所得の青色申告など複雑な申告は、パソコンの方が入力しやすいです。
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e-Taxのメッセージボックスの使い方
e-Taxには「メッセージボックス」という機能があり、税務署からの通知や申告の受付結果を確認できます。
メッセージボックスの確認方法
- e-Taxのサイトにアクセスし、マイナンバーカードでログイン
- 「メッセージボックス」を選択
- 届いているメッセージの一覧が表示される
確定申告の送信後は、「受信通知」というメッセージが届きます。これが正式に受理された証明になりますので、確認しておきましょう。
e-Tax初心者がつまずきやすいポイントと対処法
マイナンバーカードが読み取れない
最も多いトラブルです。以下を順番に試してみてください。
- マイナポータルアプリを最新版に更新する
- ブラウザを再起動する
- ICカードリーダーを抜き差しする
- スマホの場合はNFC(おサイフケータイ)の設定がONになっているか確認する
- カードの向きや位置を変えてみる
「利用者識別番号」がわからない
マイナンバーカード方式の場合、利用者識別番号は初回ログイン時に自動的に取得・登録されるため、基本的に自分で番号を覚えておく必要はありません。マイナンバーカードでログインすれば自動的に紐づけられます。
どの画面で何を入力すればいいかわからない
確定申告書等作成コーナーは質問形式で進む仕組みになっています。「給与収入がありますか?」「医療費控除を受けますか?」などの質問に「はい」「いいえ」で答えていくと、必要な入力画面だけが表示されます。わからない用語があったら、画面内の「?」マークをクリックするとヘルプが表示されます。

e-Taxで開業届を提出する方法
確定申告だけでなく、開業届(個人事業の開業・廃業等届出書)もe-Taxで提出できます。フリーランスや副業を始める方は、開業届の提出もオンラインで済ませてしまいましょう。
手順
- e-Taxソフト(WEB版)にログイン
- 「申告・申請・届出」から「個人事業の開業・廃業等届出書」を選択
- 必要事項を入力して送信
同時に「青色申告承認申請書」も提出しておくと、青色申告の特典(最大65万円控除等)を受けることができます。
e-Taxと会計ソフトの連携で効率アップ
会計ソフトを使っている場合、e-Taxとの連携機能を活用することでさらに効率的に申告できます。
会計ソフトで日々の取引を記録しておけば、確定申告時には自動的に申告書が作成され、そのままe-Taxに送信できるのです。手入力のミスも減りますし、帳簿管理と申告が一気通貫で行えるのは大きなメリットです。
Q&Aコーナー:e-Tax初心者の疑問を解決
Q1. e-Taxは無料で使えますか?
はい、e-Taxの利用は完全無料です。国税庁が提供しているシステムなので、利用料金は一切かかりません。ただし、マイナンバーカードの取得やICカードリーダーの購入費用は別途必要になる場合があります。
Q2. パソコンが苦手でもe-Taxを使えますか?
確定申告書等作成コーナーは、質問に答えていくだけで申告書が完成する仕組みになっています。特別なパソコンスキルは必要ありません。スマートフォンからも利用できるので、パソコンが苦手な方はスマホで試してみるのもおすすめです。
Q3. e-Taxの受付時間は?24時間使えますか?
確定申告期間中は、原則として24時間利用可能です。ただし、毎日のメンテナンス時間帯(深夜の数時間)は利用できない場合があります。確定申告期間外は、利用可能時間が限られることがありますので、e-Taxのサイトで確認してください。
Q4. e-Taxで送信した後に間違いに気づいたらどうすればいいですか?
確定申告期限内であれば、再度e-Taxで正しい内容の申告書を送信すれば、最後に送信したものが有効になります。期限後に間違いに気づいた場合は、税額が少なかった場合は「修正申告」、税額を多く払いすぎていた場合は「更正の請求」が必要です。
Q5. 家族の確定申告も自分のパソコンからe-Taxでできますか?
はい、同じパソコンから家族の確定申告を行うことができます。ただし、それぞれのマイナンバーカードでログインする必要があります。家族の分の申告をする際は、該当する家族のマイナンバーカードに切り替えてログインしてください。
Q6. マイナンバーカードを持っていない場合はe-Taxを使えませんか?
ID・パスワード方式であれば、マイナンバーカードなしでもe-Taxを利用できます。ただし、事前に税務署の窓口で本人確認を行い、IDとパスワードを発行してもらう必要があります。この方式はマイナンバーカード普及までの暫定措置とされています。

まとめ
e-Taxの使い方を初心者向けに解説してきました。最後にポイントをまとめます。
- e-Taxはインターネットで税金の申告・納付ができる無料のシステム
- マイナンバーカードと対応スマホがあれば、ICカードリーダー不要で利用可能
- 確定申告書等作成コーナーは質問形式で進むので、初心者でも迷いにくい
- スマホからも申告でき、源泉徴収票のカメラ読み取り機能も便利
- 暗証番号の事前確認とロック防止が大切
- 途中保存ができるので、少しずつ進めることも可能
- 会計ソフトとの連携で、さらに効率的な申告ができる
e-Taxを活用して、自宅からラクに確定申告を済ませましょう。
よくある質問(Q&A)
Q. e-Taxの使い方を初心者向けにゼロから解説|登録・ログイン・申告の全手順について初心者が最初にすべきことは?
まずは基本的な情報収集から始めることをおすすめします。公式サイトや信頼できる情報源を確認し、自分の状況に合った選択肢を比較検討しましょう。焦らず、しっかりと情報を集めることが成功への第一歩です。
Q. 費用はどれくらいかかりますか?
サービスや状況によって大きく異なります。無料で始められるものから、まとまった初期費用が必要なものまで幅広い選択肢があります。予算に合わせて最適なプランを選ぶことが重要です。
Q. どれくらいの期間が必要ですか?
目的や方法によって異なりますが、一般的には数週間から数ヶ月程度を見込んでおくと安心です。計画的に進めることで、スムーズに目標を達成できます。
Q. 失敗しないためのポイントは?
事前のリサーチと比較検討が最も重要です。口コミや実績を確認し、自分の条件に合ったサービスを選びましょう。また、不明点は専門家に相談することで、失敗リスクを大幅に減らせます。
Q. 相談できる窓口はありますか?
多くのサービスでは無料相談窓口が用意されています。電話やオンラインで気軽に相談できるケースがほとんどなので、疑問点があれば積極的に活用してみてください。
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