弥生会計オンラインは、老舗・弥生が提供する法人向けクラウド会計ソフト。「弥生会計」のブランド力は抜群だけど、クラウド版の実力はどうなのか、気になりますよね。
freeeやマネーフォワードのクラウド会計と比較して、弥生会計オンラインはどう違うのか。実際の利用者の口コミと、税理士事務所での実体験をもとに徹底解説します。

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弥生会計オンラインとは?基本情報のおさらい
まず基本情報を整理しておきます。
・対象:法人(株式会社、合同会社など)
・タイプ:クラウド型(ブラウザで利用)
・料金:セルフプラン 年額28,600円(初年度無料)/ ベーシックプラン 年額38,720円(初年度無料)
・開発元:弥生株式会社(会計ソフト25年連続シェアNo.1)
弥生会計のデスクトップ版と名前は似ていますが、全く別のソフトです。クラウド版はブラウザから使えて、Mac・Windows問わず利用できます。
弥生会計オンラインの良い口コミ
「初年度無料で法人会計を始められる」
法人向けのクラウド会計ソフトが初年度無料で使えるのは、弥生だけです。freee法人プランは月額2,680円〜、マネーフォワード法人プランは月額3,278円〜と、それなりのコストがかかるので、スタートアップや設立間もない法人にとっては弥生の初年度無料は本当にありがたい。
「弥生ブランドの安心感」
「弥生」という名前の信頼度は抜群です。取引先や銀行に「弥生会計を使っています」と言えば、「ちゃんとした会社だな」という印象を持ってもらえるという声もあります。25年以上の実績がある会社のソフトなので、急にサービスが終了するリスクも低く、長期的に安心して使えるという評価です。
「サポートが丁寧で分かりやすい」
ベーシックプラン以上なら電話サポートが使えます。「操作方法だけでなく、仕訳の考え方まで教えてくれた」「とても丁寧に対応してもらえた」という口コミが目立ちます。法人の経理は個人事業主より複雑なので、この手厚いサポートは心強いですね。
「シンプルで分かりやすい画面」
機能を絞ってシンプルにしている分、「画面がごちゃごちゃしていなくて使いやすい」という声があります。特にfreeeの多機能な画面に圧倒された人が、弥生会計オンラインに乗り換えて「スッキリした」と感じるケースもあるようです。
「税理士が対応してくれる」
弥生は税理士の利用率が高いため、「顧問税理士が弥生対応だった」「データ共有がスムーズだった」という口コミも多いです。日本税理士会連合会に加盟する多くの税理士が弥生に慣れているのは大きなメリットです。

弥生会計オンラインの悪い口コミ
「freee・MFに比べて機能が少ない」
これは正直なところ、事実です。弥生会計オンラインは後発のクラウド製品ということもあり、freeeやマネーフォワードに比べると機能面で見劣りする部分があります。
特に以下の点で差を感じるという声が多いです。
・銀行口座の自動連携の反映速度
・AIによる仕訳推測の精度
・請求書作成・経費精算などの周辺機能の充実度
「操作がもっさりしている」
「画面の読み込みが遅い」「ボタンを押してから反応するまでにタイムラグがある」という口コミがあります。弥生会計のデスクトップ版のサクサク感に慣れている人からすると、この点は気になるかもしれません。
「デスクトップ版からの移行がスムーズでない」
「弥生会計(デスクトップ版)からオンライン版に移行したけど、データの引き継ぎが完全ではなかった」「操作性が全然違うので、結局一から覚え直しになった」という声も。同じ弥生ブランドでも、デスクトップ版とオンライン版は別ソフトなので注意が必要です。
「2年目以降の料金が高い」
初年度無料は魅力的ですが、2年目以降はセルフプランでも年額28,600円。月額換算すると約2,383円です。freeeのスタータープラン(月額2,680円)やマネーフォワードのスモールビジネスプラン(月額3,278円)と比べるとやや安いですが、決して安くはありません。
「レポート機能がシンプルすぎる」
経営分析のためのレポート機能が限られているという声も。売上推移やキャッシュフローの分析をしたい場合は、外部ツールとの連携が必要になることがあります。
弥生会計オンラインの弱点は、主にクラウド会計としての「成熟度」の問題です。freeeやマネーフォワードはクラウドネイティブで開発されたのに対し、弥生はデスクトップ版の長い歴史があるぶん、クラウド版への移行が追いついていない部分があります。ただし年々改善されているので、今後に期待できるポイントでもあります。
弥生会計オンラインが向いている法人
・設立間もないスタートアップ(初年度無料は大きい)
・顧問税理士が弥生を使っている法人
・電話サポートを重視する法人
・シンプルな経理業務で、複雑な機能は不要な法人
・将来的にデスクトップ版への移行も視野に入れている法人
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弥生会計オンラインが向いていない法人
・経費精算・請求書管理もクラウドで一括管理したい → マネーフォワードが充実
・AIの仕訳推測精度を重視する → freeeが先進的
・経営分析レポートを重視する → freee・マネーフォワードの方が充実
・大量の仕訳を高速入力したい → 弥生会計デスクトップ版の方が向いている
弥生会計オンラインの最大の強みは「初年度無料 + サポートの手厚さ + 税理士との連携」です。特に設立したばかりの法人で、できるだけコストを抑えつつ、しっかりサポートを受けながら経理を始めたい方には最適な選択肢です。
他の会計ソフトも検討したい方はこちら → freee公式サイト|マネーフォワード クラウド公式サイト
freee・マネーフォワードとの比較
法人向けクラウド会計ソフトの3社比較です。
料金(月額換算)
・弥生会計オンライン:初年度無料 → 2年目以降 約2,383円/月
・freee法人:2,680円/月〜
・マネーフォワード法人:3,278円/月〜
機能の充実度
freee ≒ マネーフォワード > 弥生会計オンライン
サポートの手厚さ
弥生 > freee > マネーフォワード
税理士対応
弥生 > マネーフォワード ≒ freee
各社の詳細は弥生公式サイト、freee公式サイトで確認できます。
よくある質問
Q. 弥生会計オンラインと弥生会計(デスクトップ版)の違いは?
A. オンライン版はブラウザで使うクラウド型、デスクトップ版はPCにインストールして使うタイプです。機能面ではデスクトップ版の方が高機能ですが、オンライン版はMac対応・自動アップデートなどのメリットがあります。
Q. 個人事業主でも弥生会計オンラインは使えますか?
A. 使えますが、個人事業主向けには「やよいの青色申告オンライン」「やよいの白色申告オンライン」が用意されているので、そちらの方が適しています。料金も個人向けの方が安いです。
Q. インボイス制度に対応していますか?
A. はい、インボイス制度に対応済みです。適格請求書の発行・受取の記帳に対応しています。
Q. 決算書の作成はできますか?
A. はい、貸借対照表・損益計算書などの決算書が自動作成されます。法人税の申告書は別途作成が必要ですが、税理士に決算データをそのまま渡せるので効率的です。
Q. 複数のユーザーで使えますか?
A. はい、複数ユーザーでの利用に対応しています。経理担当者と経営者、税理士など、異なるアカウントで同じデータにアクセスできます。
まとめ
弥生会計オンラインの口コミを総合すると、「初年度無料のコスパ」「サポートの手厚さ」「弥生ブランドの安心感」が高く評価されている一方、「機能面でfreee・MFに劣る」「操作のもっさり感」が指摘されているという結果でした。
特にスタートアップや設立間もない法人にとっては、初年度無料で始められる弥生会計オンラインは最有力の選択肢です。まずは無料で始めてみて、物足りなくなったら他社への乗り換えを検討するのも一つの手ですよ。

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