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「顧問税理士を探したいけれど、どこに頼めばいいのか分からない」「今の税理士の報酬や対応に不満がある」。そんなときに候補に挙がるのが、税理士紹介サービスの「税理士ドットコム」です。
とはいえ、無料で紹介してもらえる仕組みや、紹介された税理士を断れるのかなど、使う前に気になる点も多いはずです。この記事では、税理士ドットコムの公式サイトで確認できた情報をもとに、サービス内容・料金・メリット・デメリット・口コミ・利用の流れまでを整理しました。
会計ソフトで日々の記帳をしている方が「決算や申告はプロに任せたい」と考えたときの判断材料としても、ぜひ参考にしてください。

税理士ドットコムとは?サービス概要
税理士ドットコムは、弁護士ドットコム株式会社が運営する税理士紹介・検索サービスです。税理士ドットコムの公式サイトでは、コーディネーターが相談者の地域・予算・希望を聞き取り、条件に合う税理士を紹介する無料サービスとして案内されています。
| サービス名 | 税理士ドットコム(税理士紹介サービス) |
|---|---|
| 運営会社 | 弁護士ドットコム株式会社(東証プライム上場・証券コード6027) |
| 料金 | 紹介は無料(税理士と契約した場合の報酬は別途) |
| 登録税理士数 | 7,585人(公式サイト表記・2026年9月28日更新) |
| 累計実績 | 474,698件(公式サイト表記・2026年9月28日更新) |
| 受付 | 24時間365日(電話・メール・Webフォーム) |
| 紹介までの目安 | 最短当日 |
| 紹介人数 | 何人紹介しても無料・お断りも自由 |
| 対象 | 法人/法人設立・法人成り予定/個人事業主・フリーランス/相続税申告/確定申告・その他 |
紹介サービスのほかに、地域や相談分野から税理士を自分で探せる「税理士検索」や、税理士が質問に回答する無料Q&A「みんなの税務相談」も提供されています。公式のよくある質問では、日本税理士会連合会に登録のない人は税理士として登録できない仕組みになっていると説明されています。
税理士ドットコムは、上場企業が運営する税理士紹介サービスです。紹介そのものは無料で、何人紹介を受けても料金はかかりません(契約した税理士への報酬は別途必要です)。
紹介サービスの内容を詳しく紹介
申し込みフォームでは、最初に「問い合わせる方」を5つの区分から選びます。相談内容ごとに、どのような税理士を紹介してもらえるのかを見ていきましょう。
法人(顧問税理士の新規依頼・変更)
すでに会社を経営している方は、顧問税理士の新規依頼や変更の相談ができます。公式サイトの「よくある相談」では、顧問料を抑えたい、節税の提案がほしい、融資に強い税理士がいい、レスポンスの早い人がいい、といった条件での紹介に対応していると説明されています。使い慣れた会計ソフトに対応できる税理士を指定できる点も、会計ソフトを使っている方には安心材料です。
法人設立・法人成りを予定している方
これから会社を作る方は、法人化のタイミングの相談から依頼できます。公式サイトでは、税理士が会社設立の手続きを行う場合、登録免許税や定款認証手数料を含めて30万円前後かかることが多いと紹介されています。売上が少ないうちは決算申告だけを依頼する形も可能とされています。
個人事業主・フリーランス
開業したばかりの方や、売上が伸びて記帳や申告の負担が大きくなってきた方も対象です。記帳代行から申告まで任せたい、節税のアドバイスがほしい、同業種に詳しい人がいい、といった希望を伝えられます。公式の紹介事例には、美容室を経営する個人事業主の方のケースも掲載されています。
確定申告・その他
副業や不動産収入などで確定申告が必要になった方も、「確定申告・その他」から相談できます。申告だけをスポットで頼みたいのか、継続して見てほしいのかを最初に伝えておくと、紹介がスムーズです。
相続税申告
相続税の申告は、国税庁のタックスアンサーにあるとおり、原則として被相続人が亡くなったことを知った日の翌日から10か月以内に行う必要があります。公式の紹介事例には、申告期限が迫っていた方が相談当日に紹介を受けたケースが掲載されています。相続税の申告が目的の方は、相続税申告に強い税理士を紹介する専用ページから申し込めます。
税理士ドットコムの料金
税理士ドットコムの紹介サービスは無料です。公式サイトの「ご紹介の流れ」では、問い合わせから税理士探し、面談、契約までのサービスで料金は一切発生しないと案内されています。
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| 問い合わせ・ヒアリング | 無料 |
| 税理士の紹介(何人でも) | 無料 |
| 紹介された税理士との面談の設定 | 無料 |
| 紹介を断る・再紹介を頼む | 無料 |
| 契約後の税理士報酬(顧問料・決算料など) | 契約する税理士事務所の料金による |
注意したいのは、無料なのは紹介までで、契約した税理士への報酬は別に支払うという点です。顧問料や決算料は事務所ごとに異なるため、面談で見積もりを確認してから契約するかどうかを決めましょう。
税理士ドットコムのメリット
メリット1:何人紹介しても無料で、断るのも自由
公式サイトでは「何人紹介しても無料」「お断りは自由」と明記されています。紹介された税理士と面談して合わないと感じたら、別の税理士を紹介してもらえます。知人の紹介では断りにくいという方にとって、気兼ねなく比較できる点は大きな利点です。
メリット2:登録税理士7,585人の中から条件に合う人を探してもらえる
公式サイトでは、登録税理士数7,585人(2026年9月28日更新)と表記されています。コーディネーターは紹介前に税理士と打ち合わせをし、対応やレスポンスの早さを確認していると説明されています。年齢層や同業種の経験、近さなど、自分では調べにくい条件で探してもらえるのが紹介サービスならではの強みです。
メリット3:24時間365日受付・最短当日に紹介
問い合わせは電話・メール・Webフォームで24時間365日受け付けており、公式サイトでは最短当日の紹介が可能と案内されています。決算や申告の期限が迫っているときでも、まずは相談してみる価値があります。
メリット4:報酬の見直しや言いにくい交渉をサポートしてもらえる
公式サイトでは「利用者の7割以上が報酬引き下げ成功」と紹介されています。この数字には「調査方法:インターネット/調査期間:2023年9月26日〜27日/調査対象:税理士探し経験者1003名/アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ/対象選定方法:アンケートを基に所定の条件に合致する対象者を抽出」という注記があります。また、面談から料金交渉、契約まで、税理士に言いにくいことをスタッフが代わりに伝えるサポートも案内されています。ただし、報酬が必ず下がるわけではなく、公式サイトでも現在の顧問料が相場より安すぎる場合は希望に応えにくいと説明されています。

税理士ドットコムのデメリット・注意点
- 税理士への報酬は別途かかる:無料なのは紹介まで。契約後は顧問料や決算料などを税理士事務所に支払います。
- 報酬が必ず安くなるわけではない:業務内容や現在の料金水準によっては、希望どおりに下がらないこともあります。
- 紹介対象は登録税理士に限られる:気になる事務所がすでにある場合は、その事務所へ直接問い合わせたほうが早いこともあります。
- ヒアリングに答える手間がある:事業内容や売上規模、予算、希望条件などを伝える時間が必要です。
- 最終的な相性は自分で見極める必要がある:面談で話した印象や説明の分かりやすさは、自分で判断するしかありません。
とくに「報酬は別」という点は誤解しやすいので、面談では見積もりと業務範囲を必ず書面で確認しておきましょう。
税理士ドットコムの口コミ・評判
公式サイトに掲載されている利用者の声
税理士ドットコムの公式サイトには、実際に紹介を受けた方の事例が掲載されています(以下は公式サイトの「ご紹介事例」からの引用です)。
「6名の税理士から見積もりをいただき、うち3名にお会いし、納得いくまで紹介してもらえました。」
「相続税申告をしっかりと対応してくれる税理士を探していたところ、相談したその日に紹介してもらい助かりました。」
このほか、「会社設立」「初めての税理士」「個人の節税・申告」の事例も掲載されています。顧問税理士の変更の事例では、もっと安い見積もりもあった中で、適正な価格と信頼感で税理士を選んだと語られており、料金だけで決めない選び方の参考になります。
評価されやすい点/気になりやすい点(編集部の整理)
| 評価されやすい点 | 気になりやすい点 |
|---|---|
| 紹介が無料で、何人でも比較できる | 税理士への報酬は別にかかる |
| 断っても再紹介してもらえる | ヒアリングに答える時間が必要 |
| 急ぎの相談にも最短当日で対応 | 条件や地域によって候補の数は変わりうる |
| 言いにくい料金交渉を代わりに伝えてもらえる | 報酬が必ず下がるわけではない |
口コミや事例は個人の感想です。同じサービスでも、状況や期待値によって評価は変わります。
他の税理士の探し方との比較
税理士を探す方法は、紹介サービスだけではありません。代表的な探し方を比べてみましょう。
| 探し方 | 費用 | 手間 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 税理士ドットコムの紹介 | 紹介は無料 | 少ない(条件を伝えるだけ) | 比較したい・急いでいる・探し方が分からない |
| 自分でネット検索 | 無料 | 多い(候補探し・問い合わせ・比較を自分で行う) | 時間があり、候補を自分で絞り込みたい |
| 知人の紹介 | 無料 | 少ない | 信頼できる紹介者がいる(断りにくさはある) |
| 事務所へ直接問い合わせ | 相談料は事務所による | 中程度 | 依頼したい事務所がすでに決まっている |
自分で探す場合は、日本税理士会連合会の税理士情報検索サイトで登録状況を確認できます。また、最初からオンラインで完結する事務所に直接問い合わせる方法もあります。ゼロ税理士事務所は記帳から確定申告まで対応しており、相談だけでも受け付けています。

利用の流れ
公式サイトの「ご紹介の流れ」をもとに、申し込みから契約までを整理しました。
STEP1:お問い合わせ
電話・メール・Webフォームで問い合わせます。Webフォームは「法人の方」「法人設立・法人成り予定の方」「個人事業主・フリーランスの方」「相続税申告の方」「確定申告・その他」から選んで進む形式で、入力情報は公開されないと案内されています。その後、スタッフが希望や税理士を探す経緯を聞き取ります。
STEP2:税理士探し
スタッフが希望に沿った税理士を探します。公式サイトでは最短当日の紹介が可能と案内されていますが、条件によっては時間がかかることもあります。
STEP3:税理士と面談
都合の良い日時で紹介された税理士と面談し、相性を確認します。聞きづらいことはスタッフを介して聞くこともできます。
STEP4:契約
条件に合う税理士がいれば契約します。納得できなければ、何度でも無料で再紹介を依頼できます。
ヒアリングを電話で受ける場合や、オンラインで面談する場合は、マイク付きのイヤホンがあると手元の帳簿やメモを見ながら話せて便利です。
面談前に聞きたいことをリストアップしておくと、限られた時間を有効に使えます。料金、対応範囲、連絡手段、使っている会計ソフトへの対応は必ず確認しましょう。
失敗しない税理士選びのコツ
初めて税理士に依頼する方
まずは「何を任せたいか」を決めましょう。記帳から丸ごと任せるのか、会計ソフトでの記帳は自分で行い決算と申告だけを頼むのかで、報酬は大きく変わります。依頼範囲を決めてから相談すると、見積もりの比較もしやすくなります。
税理士の変更を考えている方
現在の顧問料・決算料と、不満に感じている点を具体的に伝えましょう。引き継ぎでは過去の申告書の控えなどを見せる場面があるため、年度順にまとめておくと面談がスムーズです。
会社設立・法人成りを控えている方
設立手続きだけでなく、設立後の顧問契約まで含めた総額で比較しましょう。公式サイトでは、設立後の顧問も任せる場合に設立手数料を値引きするなど、柔軟に対応するケースがあると紹介されています。
相続税の申告が必要になった方
申告期限があるため、早めの相談が重要です。相続税の申告実績や、必要書類の集め方まで案内してくれるかを確認しましょう。
よくある質問(Q&A)
Q1. 税理士ドットコムの紹介に費用はかかりますか?
かかりません。公式のよくある質問でも、税理士紹介サービスには料金が一切発生しないと説明されています。契約した税理士への報酬は別途必要です。
Q2. 紹介された税理士を断っても大丈夫ですか?
大丈夫です。公式サイトでは「お断りは自由で何人でもご紹介」と案内されています。
Q3. 紹介までどのくらいかかりますか?
公式サイトでは最短当日に紹介可能とされています。条件によっては時間がかかる可能性もあるため、急ぎの場合は期限を最初に伝えましょう。
Q4. 登録している税理士は本物ですか?
公式のよくある質問では、日本税理士会連合会に登録のない人は登録できない仕組みになっていると説明されています。
Q5. 今の税理士より顧問料を安くしたいという条件で紹介してもらえますか?
公式サイトでは、その条件での紹介に対応していると案内されています。ただし、現在の顧問料が相場と比べてあまりに安い場合は、希望に応えるのが難しいこともあるとされています。
Q6. 使っている会計ソフトを変えずに税理士を変更できますか?
公式サイトでは、指定の会計ソフトで対応できる税理士を紹介できると案内されています。ソフト名を最初に伝えておきましょう。
税理士ドットコムはこんな方におすすめ
- 初めて税理士を探していて、何を基準に選べばいいか分からない方
- 今の税理士の報酬や対応を見直したい方
- 複数の税理士を比較してから決めたい方
- 決算・申告・相続税の期限が迫っていて急いでいる方
- 使い慣れた会計ソフトに対応できる税理士を探したい方
まとめ
税理士ドットコムは、弁護士ドットコム株式会社が運営する税理士紹介サービスです。紹介は無料で、何人紹介を受けても料金はかからず、断るのも自由です。24時間365日受付・最短当日紹介に対応しているため、期限が迫っているときにも相談しやすいサービスです。
一方で、契約後の税理士報酬は別途かかり、必ず安くなるわけではありません。面談で見積もりと業務範囲を確認し、納得できる税理士を選ぶことが大切です。まずは無料で条件を伝えて、候補を比べるところから始めてみてはいかがでしょうか。
※本記事の情報は2026年9月29日時点で公式サイトを確認した内容です。最新情報は公式サイトをご確認ください。



