会計ソフトを選ぼうとすると、必ず行き着くのがこの3社。freee、マネーフォワード、弥生。「比較記事を読めば読むほど迷う」という声、めちゃくちゃ聞きます。
この記事では税理士事務所で10年、3つのソフトを全部使い倒してきたおさむが、料金・操作性・サポート・機能の4軸で一気に比較します。最後には「あなたに合うソフト」がハッキリわかるはずです。

🐧 ナビ助のおすすめ!
3社の基本スペック一覧
freee会計
・運営:freee株式会社(東証グロース上場)
・個人:スターター月額1,480円 / スタンダード月額2,680円
・法人:ミニマム月額2,680円〜
・無料体験:30日間
マネーフォワード クラウド会計
・運営:株式会社マネーフォワード(東証プライム上場)
・個人:パーソナルミニ月額1,078円 / パーソナル月額1,680円
・法人:スモールビジネス月額3,278円〜
・無料体験:30日間
弥生シリーズ
・運営:弥生株式会社(オリックス子会社)
・個人:白色申告オンライン 永年無料 / 青色申告オンライン 初年度無料(2年目〜年額8,800円〜)
・法人:弥生会計オンライン 年額28,600円〜
・無料体験:初年度無料(個人向け)
料金比較|安さの王者は弥生
料金だけで見ると弥生が圧倒的に安い。白色申告なら永年無料、青色申告でも初年度無料で2年目以降は月額換算733円。
マネーフォワードは最安のパーソナルミニが月額1,078円。freeeは最安のスタータープランが月額1,480円(年額プランなら月額980円)。
年間コストで並べるとこうなります:
1. 弥生(青色セルフプラン):年額8,800円
2. マネーフォワード(パーソナルミニ年額):年額10,560円
3. freee(スターター年額):年額11,760円
弥生とfreeeで年間約3,000円の差。大きいと見るか小さいと見るかは人次第ですが、3年使えば約1万円の差になるので、コスト重視の方には無視できない金額です。
操作性比較|初心者はfreee、経験者はマネーフォワード
freee:簿記ゼロでもOK
freeeは「借方」「貸方」という用語をほぼ使わず、「収入」「支出」という日常的な言葉で入力できます。確定申告も質問に答えるだけのステップ形式。簿記の知識が完全にゼロの人にとって、最もハードルが低いソフトです。
マネーフォワード:経理経験者に最適
マネーフォワードは仕訳入力が基本設計。勘定科目の選択や借方・貸方の概念が出てくるので、簿記3級程度の知識があるとスムーズに使えます。レポート機能やダッシュボードが充実していて、経営分析にも活用できるのが強み。
弥生:その中間
弥生は「かんたん取引入力」モードで初心者にも対応しつつ、従来型の仕訳入力もできる。ただしクラウド版のUIはfreeeやマネーフォワードと比べると少し古い印象があります。

サポート比較|手厚さは弥生がダントツ
サポート体制は3社でかなり差があります。
弥生のサポート
・電話・メール・チャット・画面共有リモートサポート対応
・確定申告時期は専用窓口あり
・業界最大級のカスタマーセンターで待ち時間が短い
freeeのサポート
・チャットサポートがメイン(レスポンス速い)
・電話サポートはスタンダードプラン以上
・ヘルプ記事が充実している
マネーフォワードのサポート
・メールサポートが基本
・チャットサポートはパーソナルプラン以上
・電話サポートは法人プランのみ
「PCが苦手で、困ったらすぐ電話で聞きたい」という方は弥生一択です。
🐧 ナビ助のおすすめ!
金融機関連携の比較
銀行やクレカとの自動連携は、マネーフォワードが3,600以上で最多。freeeは3,000以上、弥生は主要な金融機関に対応(具体的な数字は非公開)。
メガバンクやメジャーなネット銀行を使っているなら3社とも問題なし。差が出るのは地方の信用金庫や信用組合を使っている場合です。その場合はマネーフォワードが安心。
確定申告のしやすさ比較
3社とも確定申告書の作成・e-Tax送信に対応しています。違いは「どうやって申告書を作るか」のアプローチ。
freee:質問に答えるステップ形式 → 初心者に最もわかりやすい
マネーフォワード:帳簿データから自動生成 → 効率的
弥生:確定申告モードでステップ案内 → freeeとマネーフォワードの中間的なアプローチ
どれを選んでも確定申告は問題なくできるので、ここで大きく差がつくことはありません。国税庁の確定申告特集も併せてチェックしておくといいでしょう。
3社とも確定申告書類の電子申告(e-Tax)に対応しています。マイナンバーカードとカードリーダー(またはスマホ)があれば、自宅から申告が完結。税務署に行く必要はありません。
周辺サービスの比較
会計以外のバックオフィスサービスも含めた総合力では、マネーフォワードが最強。請求書・経費精算・給与計算・勤怠管理・社会保険手続きまでワンストップで対応しています。
freeeも同様のサービスを展開していて、特に「freee人事労務」は評価が高い。弥生は「弥生給与」「Misoca」などがあるものの、一体感はマネーフォワードに劣ります。
個人事業主で会計だけ使うなら関係ない話ですが、法人化を見据えている方や従業員を雇う予定がある方は、マネーフォワードのクラウドシリーズを確認しておくといいでしょう。
タイプ別おすすめ|あなたに合うソフトはこれ
freeeがおすすめの人
・簿記の知識がまったくない
・確定申告が初めてで不安
・スマホで手軽に経費入力したい
・直感的に使えるUIが好き
マネーフォワードがおすすめの人
・経理の知識がある程度ある
・金融機関連携を最大限活用したい
・会計以外のバックオフィスもまとめて管理したい
・経営分析レポートを活用したい法人
弥生がおすすめの人
・とにかくコストを抑えたい(白色申告なら無料)
・困ったら電話で相談したい
・税理士から弥生を指定されている
・シンプルに帳簿と確定申告ができればOK
「安いから弥生」「有名だからfreee」という決め方はおすすめしません。会計ソフトは毎日使うツールなので、操作感が自分に合わないと地味にストレスが溜まります。必ず無料体験で実際に触ってから決めてください。
乗り換えの手間について
3社間の乗り換えは可能ですが、それなりに手間がかかります。仕訳データのエクスポート・インポートが必要で、操作方法も変わるため慣れるまでに時間がかかる。
乗り換えるなら年度の切り替わりがベストタイミング。期中(年度の途中)での乗り換えはデータ管理が複雑になるので避けた方が無難です。つまり、日本税理士会連合会のサイトなどで税理士の意見も参考にしつつ、最初の選択を慎重にするのが一番のコスト削減です。
よくある質問
Q. 3社の中でシェアが一番大きいのは?
A. 個人事業主向けでは弥生がシェアNo.1。ただし、新規ユーザーのシェアではfreeeが伸びています。法人向けではマネーフォワードが存在感を増しています。
Q. 法人におすすめなのはどれ?
A. 小規模法人(5人以下)ならfreeeのミニマムプランでOK。10人以上でバックオフィスを一元管理したいならマネーフォワード。税理士との連携重視ならあえて弥生もアリ。
Q. freeeとマネーフォワードで迷っている場合は?
A. 簿記3級を持っているかどうかで判断するのがわかりやすいです。持っていない→freee、持っている→マネーフォワード。
Q. 3つとも無料体験できる?
A. はい。freee30日間無料、マネーフォワード30日間無料、弥生は個人向けなら初年度無料。3つとも試すのが理想ですが、時間がなければfreeeと弥生の2つだけでも十分です。
Q. 途中でプラン変更はできる?
A. 3社とも上位プランへのアップグレード、下位プランへのダウングレードが可能。まずは最安プランで始めて、必要に応じてアップグレードするのが賢い使い方です。
まとめ
freee・マネーフォワード・弥生、3社とも優秀なソフトで「ハズレ」はありません。選び方の軸は「操作性→freee」「総合力→マネーフォワード」「コスト+サポート→弥生」。まずは無料体験で3つとも触ってみて、自分の手に一番馴染むものを選んでください。

他の会計ソフトも検討したい方はこちら → マネーフォワード クラウド公式サイト|弥生会計オンライン公式サイト
🐧 ナビ助のおすすめ!


