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やよいの青色申告オンラインの入力方法|取引入力から確定申告までの手順を解説

確定申告

青色申告をするには日々の取引を記帳する必要がありますが、「仕訳ってどうやって入力するの?」「複式簿記なんてわからない」という方も多いはずです。

やよいの青色申告オンラインなら、簿記の知識がなくても「かんたん取引入力」機能で直感的に入力できます。この記事では、やよいの青色申告オンラインでの取引入力方法から確定申告書の作成までの手順を、初心者向けにわかりやすく解説します。

ナビ助
ナビ助
やよいの青色申告オンラインには「かんたん取引入力」があるから、「収入」か「支出」を選んで金額と日付を入れるだけでOK。複式簿記を意識しなくても大丈夫だよ。

やよいの青色申告オンラインとは?

やよいの青色申告オンラインは、弥生株式会社が提供する個人事業主向けのクラウド型青色申告ソフトです。25年以上の実績を持つ弥生シリーズのクラウド版で、確定申告に必要な帳簿管理と書類作成をオンラインで完結できます。

セルフプランは初年度無料で利用でき、翌年度以降は年額10,300円(税抜)です。ベーシックプランは初年度無料、翌年度以降は年額17,250円(税抜)で操作サポートが付きます。

取引入力の2つの方法

やよいの青色申告オンラインには、取引を入力する方法が大きく分けて2つあります。

1. かんたん取引入力(初心者向け)

簿記の知識がない方に最適な入力方法です。「収入」「支出」「振替」の3つの区分から選び、日付・金額・取引先・カテゴリを入力するだけで、裏側で自動的に複式簿記の仕訳が作成されます。

例えば「仕事用のノートパソコンを10万円で購入した」場合は、以下のように入力します。

  • 区分:支出
  • 日付:購入日
  • 科目:消耗品費(10万円未満の場合)
  • 取引先:購入先の店名
  • 金額:100,000円

これだけで「消耗品費 100,000 / 現金 100,000」の仕訳が自動で作成されます。

2. 仕訳の入力(簿記がわかる方向け)

複式簿記の仕訳形式で直接入力する方法です。借方・貸方の勘定科目と金額を指定して入力します。経理経験がある方や、複合仕訳(1つの取引で複数の勘定科目を使う場合)を入力する際に便利です。

ポイント
  • 初心者は「かんたん取引入力」から始めるのがおすすめ
  • 簿記の知識がなくても収入・支出を選ぶだけでOK
  • 裏側で自動的に複式簿記の仕訳が作成される
  • 慣れてきたら「仕訳の入力」に切り替えてもOK

スマート取引取込で入力を自動化する

やよいの青色申告オンラインには、銀行口座やクレジットカードの明細を自動で取り込む「スマート取引取込」機能があります。

設定方法

「スマート取引取込」画面から、連携したい銀行口座やクレジットカードを登録します。ログインIDとパスワードを入力して接続すると、明細データが自動で取り込まれます。

取り込んだデータの確認・修正

取り込まれたデータには、AIが勘定科目を自動で提案してくれます。提案された科目が正しければ「確定」、間違っていれば手動で修正して確定します。

AIは過去の修正内容を学習するため、使い続けるほど提案の精度が上がっていきます。

ナビ助
ナビ助
スマート取引取込を使えば、手入力する取引の数がかなり減るよ。銀行とクレカの連携は最初にやっておくのがおすすめ。

よく使う勘定科目と入力例

青色申告でよく使う勘定科目と、具体的な入力例を紹介します。

売上(収入)

フリーランスのデザイン報酬が振り込まれた場合は、「収入」を選択し、科目を「売上高」、金額を報酬額にします。源泉徴収されている場合は、「事業主貸」(源泉徴収税額分)と「売上高」(報酬総額)で入力します。

経費(支出)

  • 通信費:事業用のスマホ代や、インターネット回線の月額料金
  • 旅費交通費:打ち合わせや仕入れに使った電車代・タクシー代
  • 消耗品費:事務用品や10万円未満の備品
  • 地代家賃:事務所の家賃(自宅兼事務所の場合は家事按分で事業使用分のみ)
  • 接待交際費:取引先との食事代など

家事按分の入力

自宅を事務所として使っている場合は、家賃や光熱費の一部を経費にできます。やよいの青色申告オンラインでは、「家事按分」機能を使って事業使用割合を設定するだけで、自動的に按分計算してくれます。

確定申告書を作成する手順

1年間の取引入力が完了したら、確定申告書の作成に進みます。

ステップ1:減価償却費の計算

10万円以上の固定資産がある場合は、「固定資産の一覧」画面で減価償却費を計算します。取得価額・耐用年数・償却方法を入力すれば自動計算されます。

ステップ2:青色申告決算書の作成

「確定申告」メニューから「決算書の作成」に進みます。1年間の帳簿データをもとに、損益計算書と貸借対照表が自動生成されます。

ステップ3:確定申告書の作成

決算書のデータをもとに、確定申告書B(第一表・第二表)が自動作成されます。医療費控除・生命保険料控除・ふるさと納税の寄附金控除などの所得控除も、画面の指示に従って入力すれば反映されます。

ステップ4:電子申告(e-Tax)で提出

やよいの青色申告オンラインから直接e-Taxで確定申告書を送信できます。マイナンバーカードとカードリーダー(またはスマホのNFC機能)があれば、自宅から申告が完了します。

e-Taxで提出すると、青色申告特別控除の最大額(65万円控除)を受けられるため、電子申告を利用するのがおすすめです。

注意

65万円の青色申告特別控除を受けるには、複式簿記で記帳していること、e-Taxで電子申告するか電子帳簿保存の承認を受けていることが条件です。紙で提出した場合は控除額が55万円に下がります。

ナビ助
ナビ助
「かんたん取引入力」を使っていても裏側では複式簿記の仕訳が作られているから、ちゃんと65万円控除の条件を満たせるよ。e-Taxで提出するのを忘れずにね。

入力に関するQ&A

Q. レシートの入力はどうやる?

弥生のスマホアプリ「弥生 レシート取込」を使えば、レシートを撮影するだけでOCRが金額や日付を読み取り、データとしてやよいの青色申告オンラインに取り込んでくれます。

Q. 入力を間違えたらどうする?

「仕訳の一覧」画面から該当する取引を検索し、修正や削除ができます。確定申告前であればいつでも修正可能なので、気づいた時点で直せば問題ありません。

Q. サポートは受けられる?

ベーシックプランなら電話・メール・チャットでの操作サポートを受けられます。セルフプランの場合はサポートが付かないため、ヘルプページやFAQを参照しながら自力で操作する必要があります。

Q. 青色申告と白色申告、どっちがいい?

可能であれば青色申告がおすすめです。青色申告特別控除(最大65万円)が受けられるため、同じ収入でも所得税・住民税・国民健康保険料を大幅に節税できます。やよいの青色申告オンラインを使えば複式簿記の記帳もソフトが自動で処理してくれるため、「難しそう」という理由で白色申告を選ぶ必要はありません。

Q. 消費税の申告もやよいでできる?

やよいの青色申告オンラインは所得税の確定申告に対応していますが、消費税の申告には別途「弥生の消費税申告書作成ツール」を使うか、やよいの青色申告(デスクトップ版)を利用する必要があります。課税売上が1,000万円を超えて消費税の申告が必要になった場合は、ソフトの対応範囲を事前に確認しておきましょう。

Q. 年の途中からでも導入できる?

年の途中からでも導入可能です。それまでの取引データを手動で入力するか、CSVで一括インポートすれば、途中からでも正しい帳簿を作成できます。ただし、確定申告のためには1月1日〜12月31日の1年分のデータが必要なので、遡って入力する手間がかかる点は認識しておきましょう。

まとめ

やよいの青色申告オンラインの入力方法は、初心者向けの「かんたん取引入力」と、簿記がわかる方向けの「仕訳の入力」の2種類があります。スマート取引取込を活用すれば銀行やクレカの明細を自動で取り込めるため、手入力の手間を大幅に減らせます

1年間の取引入力が終わったら、決算書→確定申告書の作成→e-Taxでの電子申告まで、ソフト上で一気通貫で処理できます。セルフプランなら初年度無料で使えるので、まずは試してみてはいかがでしょうか。

参考リンク:やよいの青色申告オンライン(公式サイト)

参考リンク:確定申告の手引き(国税庁)

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